岡田です。
今回は『扇動マーケティング』という教材の評価レビューをしていきます。
<商品情報>『扇動マーケティング』
販売者:株式会社GRASP
運営統括責任:濱田大輔
住所:東京都世田谷区北沢2丁目8-6 菱和パレス下北沢駅前704
連絡先TEL: (50) 5806-1645
E-mail: daipon02@gmail.com
内容に対して価格高すぎ?扇動マーケティング 評価レビュー だいぽん
この『扇動マーケティング』という教材って結構長年売れ続けてる人気商品らしいです。
「という事は、その内容も素晴らしいものなのか!?」
となりそうなんですがそうは問屋が卸しません 笑
はっきり言って、内容に対する価格が悪い意味で釣り合ってないと感じたからです。
何て言ったって、3万円ですからね・・・
まぁ、この『扇動マーケティング』の内容が「人民を操作,扇動する事によって購買意欲を高めて行動を促していく事」にあるので、
名称通りこのセールスレターの威力によって、高額な価格をも凌駕して多くの人達が扇動されて購入に至ったという感じでしょうか。
その意味で言えば、まさにこの販売者の「だいぽん」さんという方の策略通りと言えますね。
ですので、彼の実績を抜きにしてもある程度のビジネス的な実力は備わっていると感じました。
ですが、この『扇動マーケティング』のセールスレターで語られている事に対してどうしても納得できないと思った箇所があったんです。
その箇所とは、冒頭の文章であるヘッドコピーと所々中間部分に見受けられる文章
「コピーライティングよりも圧倒的に稼げるもう一つの販売ノウハウとは?」
「コピーライティングって、実は万能ではありません。」
「あれは本質的にはチラシやセールスレターを書くためのノウハウですから。」
『基本的には1回きりの接触でお客に行動を起こさせることを目的にしています。」
主にはこの箇所ですね。
だいぽんさんからしたら、コピーライティングよりももっと凄い手法が存在するんだそうです。
そこで彼はこの次にこのような趣旨のことをおっしゃっています。
「そもそも究極的に稼いでいる人たちは、
実はあまりコピーライティングに頼っていません。
(彼らが行っている)用意周到な教育とは、
セールスそのものを不要にします。」
「あえて言うなら信仰、崇拝、忠誠です。
こういう段階にまでお客の心をつかむことができたら、
もはやコピーライティングもクソもありません。」
私はこの時点で「あぁ、この人はコピーライティングの根本そのものを誤解してるんだなぁ」と確信してしまいました。
何故なら、コピーライティングはまさに『扇動マーケティング』で謳われている事(読者を教育して信者化させて爆発的な売上を維持し続ける)
これを体現する一翼,役割を担っているスキルに他ならないからです。
コピーライティングの根本,本質的な定義
だいぽんさんは、コピーライティングを「万能ではないスキル、本質的にはチラシやセールスレターを書くためのスキル、一回きりの接触で行動を起こさせるのが目的」と言っていますが
私は断じてそう思いません。
コピーライティングの根本的,本質的な定義とは、
人間心理における反応という目的に先立つあらゆるスキル,テクニックであるからです。
本質的な部分になるため少し抽象的な感じになってしまいましたが、
コピーライティングの最大の目的は、読み手を反応させ何かしらの行動を取ってもらう事です。
コピーライティングはその目的に対する手段が「文字,言葉,文章」なだけという事。
(この厳密な定義から言えば動画での話術とか画像のデザインスキルなども該当します)
なので、コピーライティングは「商品を売りつけるスキルとかセールスのスキル」とかそんなちゃっちい?部分だけを目的としているわけではないという事です
それに、もし仮にコピーライティングの目的が上記の定義の中になければ、それこそセールスレターを書くためのスキルにすら当てはまらない事になります。
人間心理の反応=セールスレターを使って興味,信用,行動の壁を越えていくという事ですので。
要するに、だいぽんさんが『扇動マーケティング』でおっしゃるコピーライティングって本当にごく一部分のものにしか過ぎないという事です。
ですので、上記の定義「人間心理における反応の目的に先立つあらゆるスキル」から考えてしまえば、
『扇動マーケティング』での主要な内容、「読者を熱狂的なファンや狂信者に染め上げて商品を一瞬で購入させていく」という部分もコピーライイティングの役割の範囲に余裕で入っているという事になります。
だって、熱狂的なファンとか狂信者レベルにまで教育を図っていくのって明らかにコピーライティングの本質定義(人間心理の反応)の最終的な結果じゃないですか?
何の反応も得ることなくファンとか信者になってもらう事なんて不可能ですから。
それに、彼自身そういったファンとか信者の獲得を実現するための手段としてDRMとかメルマガといった事に言及していますので、この時点で「文字,言葉,文章」を主なツールとして利用していく事は明白です。
なので、広い意味でコピーライティングを定義してみればこの『扇動マーケティング』も明らかにコピーライティングの教材であり、その中でも特に教育に特化したコピーライティングの教材になると思います。
『扇動マーケティング』の内容は一見良さそうだけど推奨不可能な2つの理由
ただ、そういったコピーライティング教材という視点からこの『扇動マーケティング』の内容を見ていってもこの教材の入手に3万円を払うだけの価値があるとは一切思いません。
その理由としては主に2つ。
1つ目は、具体性や応用性が高いノウハウ故の欠点が存在する事
2つ目は、「価格,内容,保証,形式,サポート」の観点全てを凌駕する教材の存在
1.具体性や応用性が高いノウハウ故の欠点が存在する事
教育に特化した『扇動マーケティング』の具体的な内容は非常に応用性が高いため即実践に移しやすいものだとは思います。
ですが、実はそれ故の弱点が存在するんです。
それは、具体性や応用性が高く実践しやすいために多くの人々がその手法を用いることになり、多くの人がだいぽんさんの二番煎じになってしまいやすいという事。
つまり、具体性が強いために底の浅い知識になってしまいやすいという事ですね。
というのも、だいぽんさんのブログを読んだ事がある人なら分かると思うんですが
彼ってしきりに自由な生活をアピールしまくってますよね?
別にこのアピール自体は全く悪いものではないんですが、そのアピール方法を多くの人達が誤解して使用してしまう事に問題があるんです。
この『扇動マーケティング』で特に言及されているテクニックの一つに
「読み手にベネフィット(理想的な未来像)を強烈にイメージさせろ!」みたいなテクニックがあるんですが
これ、下手すればよく見る気持ち悪い誇大広告みたいな文章が出来上がる事になります。
何故なら、理想的な未来像となるベネフィットを読み手にイメージさせる際には、そのベネフィットに結びつく「要因や原因」を提示しておかなければ高い効果は見込めないからです。
例えば、こんな2つのコピー。
・「好きな時に好きな事好きなだけ出来る生活。まさにストレスフリーな豪遊生活。
そんな自由な生活をこの商品を購入して頂ける事で満喫できますよ!」
・「このビジネスモデルを構築して頂ければ、あとはシステムが全自動で働き続けますので
自由な生活や豪遊生活なんてものは簡単に実現できますよ!」
どちらも怪しさはありますが、少なくとも後者の方がまだマシじゃないでしょうか?
後者には自由な生活や豪遊生活といったベネフィットに対する要因や原因が示されているので
前者ほどの明らかな違和感はそこまで感じられないはずです。
このように、だいぽんさんが『扇動マーケティング』でおっしゃるノウハウの有効性をしっかりと確かめずに馬鹿の一つ覚えみたいに多用しすぎると高い反応は見込めないと思います。
それこそ、この『扇動マーケティング』が発売されてから結構年月も経過してますので、こうしたノウハウを使いまくってる多くの人に大多数の読者達はもうんざりしてる頃だと思いますので、
『扇動マーケティング』で謳われている手法らは一生涯廃れることのない不変的なノウハウであるとはあまり言えないはずです。
結局、具体性や応用性が高くて実践しやすいという事はそれだけ多くの人達に利用されやすく、賞味期限が切れるのも早いという事に繋がってくる要素の一つだ思いますので。
2.「価格,内容,保証,形式,サポート」の観点全てを凌駕する教材の存在
次に2つ目の理由ですが、これは要するに『扇動マーケティング』以上の優良教材が存在するという事です。
本質に沿った一生涯廃れる事のないスキルを詳細に教示した教材。
それが、これですね。
この教材は主にセールスレターを題材として読み手の興味,信用,行動へと促していくノウハウを解説したものになっていますが、はっきり言ってあらゆる面において『扇動マーケティング』を大きく凌駕していると思います。
扇動マーケティングには欠けている全ての要素をこの『The Million Writing』が十分に満たしていると客観的に見てもそう判断出来るからです。
というのも『扇動マーケティング』の客観的な特徴をまとめてしまうと
・価格:3万円
・内容:教育特化型
・保証:なし
・形式:音声と動画がメイン
・サポート:なし
一方で、『The Million Writing』は
・価格:3980円
・内容:興味,信用,行動の全てを解決を目的とした内容
・保証:365日全額返金保証
・形式:PDF形式
・サポート:なし(教材付属の上位企画にあり)
どうでしょうか?
もう説明するまでもなく後者の方が圧倒的に勝っていると感じられるはずです。
ただ内容という観点には少なからず個人の主観に影響される事は否めないため少し客観性には欠けるかもしれませんが、
仮に『扇動マーケティング』がかなりの高い価値を誇る内容に感じられる人がいたとしても
果たしてその内容に3980円の9倍近い3万円の価値があると言えるでしょうか?
(『The Million Writing』を読んだ後であればなおさらです。)
もし『扇動マーケティング』が一万円とかそこらの良心的な値段であればまだあり得る話もしれませんが、3980円の9倍近い価値を感じる事はおそらく3万円という価格帯では難しいとはずです。
サポートや保証も揃っていれば別かもしれないんですがね・・・
ですので、やはり「価格,内容,保証,形式,サポート」の全ての観点から考えてみても『扇動マーケティング』には『The Million Writing』ほどの価値は感じられないと結論づけられます。
3万円を払う覚悟があならまずは『The Million Writing』を読んでからという事ですね。
以上、何か参考になれば幸いです。
岡田