岡田です。

今回は「上位表示を目的としたSEO対策における内部SEOと外部SEO、どちらの重要性が高いか」についての講義をしていきます。

 

あなたはGoogleから上位表示を勝ち取っていくにあたってのSEO対策には2つの種類があるという事は知っていますか?

 

・内部SEO

・外部SEO

 

これら2つがSEO対策を細分化した場合に浮かび上がるものになるのですが、
簡単にこれら2つを説明してしまえば、

 

・内部SEO =メディア内の内容や構造を自力でGoogle好みにして上位表示を狙う対策

・外部SEO =被リンクなどによる他者からの協力を基軸として上位表示を狙う対策

 

このように両者を説明出来るんですが、
2つの内どちらの方が重要なのかといった疑問への答えについてはあまりはっきりしていない傾向が見受けられました。

 

ですので、今回は今後10年先20年先におけるGoogle検索エンジンの未来を見据えた上で
内部SEOと外部SEO、どちらが重要なのかズバッと明確な答えを示していきたいと思います。

それでは早速いってみましょう!

内部SEOと外部SEOの本質。

先ほど簡単に両者2つを説明しましたが、率直にどちらが重要なのかを言ってしまえば、

 

両者2つ共非常に重要だが、強いて言えば内部SEOを優先すべき

 

このように結論付けられます。

 

勿論これには確固とした根拠がありますので、そこを明確にしていくためにも
まずはこれら2つの詳細や本質部分についてお話しさせて下さい。

内部SEO編

まず内部SEOについてですが、これは先ほど言及したように

・内部SEO =メディア内の内容や構造を自力でGoogle好みにして上位表示を狙う対策

 

大体はこのように集約されると思うのですが、より具体的に説明していくと

内部SEOとは、

 

1.そのメディアにおける記事タイトルのキーワードやコンテンツ自体の内容の質,クオリティ

2.Googleがそのメディアの情報を読み取る際に参考にするソースコードのクオリティ

 

主にこの2つが優れているか否かで内部SEOの成否は決まります。

上位表示のために自力で対策できる工程箇所は実質これくらいしか考えられないからです。

 

まず1つ目の部分についてですが、これは普通にブログ記事などを書く際を指します。

 

やはりある1つの記事を上位表示させていくにあたっては
狙った特定のキーワードの需要や競合次第でその結果は大きく変わってきます。

 

「Google」みたいな単一のキーワードだけで上位表示させていくのってもう不可能ですよね 笑

 

しかもこれではユーザーがGoogleの何を知りたいのか、何について書くべきかが不明です。

 

ですので、いかに上位表示しやすいキーワードを選んでいくか
且つターゲットとなるユーザーのニーズが明確に分かるキーワードを選択していくか

この「適切なキーワード選定」が内部SEOの重要な始点となるわけです。

 

(このキーワード選定についてはこちらで詳しく解説しています)

>Googleタイトルキーワード選定の具体的な方法。上位表示100%?

 

そして一旦そのキーワードが決定してしまえば
あとはそのキーワードに関連する内容のコンテンツをライバル以上のクオリティで作っていくだけです。

 

仮にキーワード選定が上手くいったとしても
肝心の内容部分がゴミ以下であれば非常に高い確率で上位表示は取れません。

 

そもそもGoogle検索エンジンの根本的な理念は
「ユーザーに有益な価値あるコンテンツを届けていく事」ですので
それに見合わない情報を発信していては高い評価を獲得できるわけがないからです。

 

当然その逆も然りで、現にGoogleは2012年7月からパンダアップデートといった形で
低品質なWebサイトを検索上位から下げるシステム対策を実施しているため
今はコンテンツの質が高ければ高いほど上位表示されやすくなっています。

 

よって、

1.そのメディアにおける記事タイトルのキーワードやコンテンツ自体の内容の質,クオリティ

この要素が内部SEOにおける重要な要素の一つになるという事です。

 

で、2番目のソースコードのクオリティについてなんですが
これは頑張れば自力で解決する事も可能ですけど、
正直時間の無駄でしかないと思うのでやめたほうが良いです 笑

 

そもそもソースコードというのは、

<!DOCTYPE html>
<html lang=”ja” class=”col2“>
<head prefix=”og: http://ogp.me/ns# fb: http://ogp.me/ns/fb#“>
<title>NB.GYM</title>

こんな感じの文字列がそのソースコードと呼ばれるもので
Googleの高性能機械であるクローラーさんにとってはこの文字列がブログの情報を読み取る際の大きな指標になるんです。

 

ですので、そのクローラーにとって情報の読み取りやすい綺麗なソースコードであればあるほど、そのブログのコンテンツは上位表示される可能性が高まるわけですね。

 

ただ、プログラミングの知識がない人などがこのソースコードを自力で改良していくとなるとおそらく相当の時間と労力がかかることは避けられないと思うので
ここは大人しくブログテンプレート等で解決を図っていく方が賢明です。

 

ブログテンプレートであれば、完全に自動でソースコードを生成してくれますし
以下のようなテンプレートであれば内部SEO対策としてのソースコードは最強と断言して良いと思います。

・ブログテンプレート『賢威』

 

『賢威』であれば、

2.Googleがそのメディアの情報を読み取る際に参考にするソースコードのクオリティ

 

この水準を極限まで高めていく事が可能ですので、
内部SEO対策に万全を期したいのであれば、是非導入して頂ければと思います。

 

少なくとも1から自分の力でソースコードを書いていくなんて愚行は起こさないで下さいね。

そんな時間があったらブログ記事の1つや2つを作っていった方が断然効率的ですので。

(いや、多分ブログ記事1000記事ぐらいは書けるか・・・笑)

外部SEO対策編

次はこの外部SEO対策ですが、これは冒頭で示した

・外部SEO =被リンクなどによる他者からの協力を基軸として上位表示を狙う対策

 

この説明だけである程度は十分と言えるのですが、強いて言えば

・評価の高い外部サイトから被リンクを獲得していく事

 

これが、外部SEO対策における被リンクの理想的な形だと思います。

 

たとえ無差別に数多くの被リンクを獲得していったとしても意味がないどころかペナルティを受ける危険性が出てくるからです。

 

数年前の外部SEO対策では、とにかく多くの被リンクを無差別に獲得していくために
SEO業者達があの手この手で人為的な被リンクを作り出していたそうですが
現在のGoogleのシステムではもうそのような小手先の被リンク対策は通用しません。

 

実際、Googleが2012年4月に実施したペンギンアップデートによって
なりふり構わず低品質なリンクを貼り付けていたブラックハットSEO業者は駆逐され
信用の高いサイトからの被リンクのみを上位表示への評価対象としている現実になっています。

ただ、そうは言っても圧倒的な被リンクの数によって上位表示が今も維持されているケースも実は存在します。

 

では試しに、「出口」「いいえ」というキーワードでGoogle検索してみて下さい。

 

おそらくそのキーワード検索結果のトップページに「Yahoo! JAPAN」のサイトが上位表示されていると思います。

 

「何で?」と思われるかもしれませんが、実はこれ「Yahoo! JAPAN」の被リンク数が凄まじい数になってしまったばっかりにこうした現象が起こっているんです。

 

(成人向けのサイトで18歳以上でない場合に「出口」「いいえ」というキーワードのリンクをクリックさせて、なぜかそのリンク先が「Yahoo! JAPAN」だったっていう・・・)

 

まぁ非常に極端な実例ですが、少なくともいくら無差別な被リンクが無効になったからとはいえ、被リンクの獲得自体が完全に無意味になったわけではないという点には注意して下さい。

 

あるブログがGoogleから高い評価を受けているサイトから被リンクを貰えば、
イコールそのブログも非常に価値の高い情報を発信しているメディアだとGoogleに判断されますので。

 

(「あの人が良いって言ってたからこの人も良いに決まってる!」みたいな論理と同じという事ですね 笑)

内部SEOと外部SEO。なぜ内部SEOが重要なのか?

以上、内部SEOと外部SEOについて詳しく述べてきましたが
冒頭で示したように両者の内どちらが重要かと言われれば、

 

両者2つ共非常に重要だが、強いて言えば内部SEOを優先すべき

という結論になります。

 

何故なら、内部SEO対策を突き詰めて徹底していけば
それが必然的に外部SEO対策にも繋がり得るからです。

(その逆は有り得ません。)

 

先ほど言ったように、内部SEO対策は

1.そのメディアにおける記事タイトルのキーワードやコンテンツ自体の内容の質,クオリティ

2.Googleがそのメディアの情報を読み取る際に参考にするソースコードのクオリティ

 

実質的にこの2つで成り立っている部分が大きく、
この2つ(特に1番)を徹底させていけば外部SEO対策の理想形であった

・評価の高い外部サイトから被リンクを獲得していく事

 

これが現実的に可能になるんです。

 

適切なキーワードを選定した上でコンテンツのクオリティを非常に高い水準に持っていけば
「この良質なコンテンツはとても参考になりますよ!」という風に外部サイトからの推薦という形で被リンクを獲得する事が出来るからです。

 

(もしも、その外部サイトからの推薦がGoogleから高い評価を得ている「ウィキペディア」や「NEVERまとめ」のようなサイトだったら・・・?)

 

よって「究極的な内部SEO対策は被リンクなどの外部SEO対策に繋がり得る」
と言えてしまうため内部SEOを優先すべしという事になります。

 

要は、とにかく質の高いコンテンツを作り続けていく事こそがSEO対策における最終的な答えというわけですね。

 

くれぐれも無意味な被リンクのみに頼っていく外部SEO対策にのぼせ上がるよりかはよっぽど建設的かと思います。

内部SEO対策→→→外部SEO対策は可能でも、その逆は決して有り得ませんので。

 

以上「内部SEO、外部SEOとは何か。どちらが重要か?」でした。

何か参考になれば幸いです。

岡田

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