岡田です。
今回は『現代広告の心理技術101 』という書籍のレビューになります。
かなりの評判を誇るこの書籍ですが、
果たして本当にそこまでの内容なのか。
ただのサクラ系書籍ではないのか。
今回はそういった部分も含めて
この『現代広告の心理技術101 』をレビューしていきます。
それでは早速いってみましょう!
現代広告の心理技術101
販売URL:https://www.directbook.jp/bcv/
著者:ドルー・エリック・ホイットマン
出版社:ダイレクト出版
内容と裏話。現代広告の心理技術101 評価レビュー
まず私自身、この『現代広告の心理技術101 』に対して抱いた
内容自体における率直な感想としては、
「広告コピーに関して、満遍なく無難にまとめられている初心者向けの書籍」
このような感想を抱きましたので
個人的にはそこまで絶賛される程の内容とは思えませんでした。
販売系の心理学とかコピーライティングを初めて学ぶ方にとっては
それなりに実用性があるかと思いますが、
ある程度そっち系の本を読み込んだ方にとっては
ただの広告コピーのまとめ本としか感じられないと思います。
ただ、それでも個人的に重要だと感じた部分や
覚えておいて損はないと思った箇所を少し具体的に言ってしまうと、
【生命の8つの躍動】
1.生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい。
2.食べ物、飲み物を味わいたい。
3.恐怖、痛み、危険を免れたい。
4.性的に交わりたい。
5.快適に暮らしたい。
6.他人に勝り、世の中に後れを取りたくない。
7.愛する人を気遣い、守りたい。
8.社会的に認められたい。
こういった人間が普遍的かつ根源的に抱く欲望をより詳細に解説した部分や
その一次的な欲望から派生する以下の二次的欲望、
[後天的(二次的)9つの欲求]
1、情報がほしい。
2、好奇心を満たしたい。
3、身体や環境を清潔にしたい
4、能率よくありたい
5、便利であってほしい
6、信頼性、質のよさが欲しい
7、美しさと流行を表現したい
8、節約し、利益を上げたい
9、堀り出し物を見つけたい
こういった欲望リストを具体的に提示している部分は
普通に実用性があると感じました。
まぁ言ってしまえば、下の図のような「マズローの欲求5段階説」
単にこの5つの欲求から派生する欲求が
具体的に解説されていると言えばそれまでなんですが、
それでも、初心者の方からすれば人間の欲求に対して
更に直感的に鮮明なイメージが広がるわけですから
そこは素直に『現代広告の心理技術101 』は上手いなと思いましたね。
こんな感じで具体的に分かりやすく初心者向けの内容に仕上がっているのが
この『現代広告の心理技術101 』という書籍なわけですが、
先度も言ったように個人的には、
良くも悪くも「無難」な内容・・・
というのが率直な感想ですね。
というか、むしろネットビジネスに活用するんだったら
無駄な回り道を強いられる危険性すらあるとも感じました。
あくまで『現代広告の心理技術101 』自体は
現代の「全般的」な広告戦略について綴られているので
ネットビジネスにそのまま適用できるかといえば微妙と言わざるを得ないからです。
(それだったらこの教材の方が何十倍もマシだと思います。)
ですが、それでもなぜかネットビジネス業界では
多くのアフィリエイターがこぞって
この『現代広告の心理技術101 』を推奨しているんですよね。
おそらく、その大きな理由としては
単純に「アフィリエイト報酬額が高いから」といったものだと思います。
『現代広告の心理技術101 』自体の販売価格が3700円くらいだったのに対して
そのアフィリエイト報酬額が確か3000円とからしいですからね・・・。
これは皆でこぞってアフィリエイトしまくるわけです 笑
(ちなみに先程上で紹介した教材は報酬額2000円もありません。。。)
また、『現代広告の心理技術101 』の販売ページに行ってみると
物凄い数の高評価レビューが並んでありますが、
あれはあまり鵜呑みにしない方が賢明だと思います。
というのも、ダイレクト出版のレビューとアマゾンのレビューを比較してみると
そこには明らかに大きな差、乖離が見られるんです。
アマゾンのレビューの方がなぜか評価はそこまで高くはないのに
ダイレクト出版のサイトのレビューは物凄い高評価の数々・・・。
勿論、アマゾンのレビューに絶対的な信憑性があるとは思ってませんが
それでも両者2つの評価の差は余りにもあからさますぎます。
(これは実際に確かめてみれば分かるかと思いますので
暇だったら調べてみて下さい。)
まぁ90日間の返金保証も付いてるそうなので
一度は読んでみても良いのではないでしょうか。
少なくともコピーライティングや販売系心理学などに関しての
「そこそこ使えるまとめ本程度」にはなるかと思いますので。
決して私はそこまで強くはお勧めしませんけど。
以上、『現代広告の心理技術101 』の評価レビューでした。
何か参考になれば幸いです。
岡田