岡田です。
今回は『だって世界にお客は何人いると思っているの? 「75億♡」』という商品レビューになります。
ひょっとしたら、商品名のネーミングに、
「アレ、これって・・・」と思われるかもしれませんが、
そこのところはスルーして、
しっかりと商品のレビューをしていきます 笑
『だって世界にお客は何人いると思っているの? 「75億♡」』
販売者:岩崎 秀秋(株式会社キュリアスコープ)
販売URL:http://75oku.com/
Eメール:info@75oku.com
詐欺。『だって世界にお客は何人いると思っているの? 「75億♡」(岩崎 秀秋)評価レビュー
まず率直に言って、
この商品に19,800円もの金額を支払う価値は「皆無」と言って良いです。
このように断言できるのは、以下の3点、
1.明らかな誇大表現
2.ライバルとの競合激化における危険性
3.ebay輸出(無在庫販売)のデメリットに言及されていない
これら3つが、この商品に当てはまると言えてしまうからです。
1.明らかな誇大表現
直接的な理由ではないんですが、
やはり、まずはこれですね。
全体的に見てセールスレターの文言が、
商品そのものに関しての説明よりも、
根拠なき作者の身の上話や
信憑性に薄い購入者の声などで埋め尽くされているのもあるのですが、
特におかしいと言える箇所は以下の商品名、
『だって世界にお客は何人いると思っているの? 「75億♡」』
この最後にある「75億」という部分が、
明らかに誇大広告と言えてしまうんです。
というのも、この商品が掲げる手法は、
ebay輸出(無在庫販売)
こういった全世界のユーザーを相手にする転売手法に当たるため、
この商品の理屈では75億人全員が見込客になると謳っているものの、
実は、eBayの利用者数って、
たったの?「1.6億人」なんです。
75億と1.6億人・・・。
これって明らかに誇大表現ですよね。
まぁ販売者側にとっては、
『だって世界にお客は何人いると思っているの? 「1.6億♡」』
これでは若干インパクトに欠けると思いますので、
その気持ちも分からなくはないんですが、
やはり、それでも75億と1.6億では50倍近くの差がありますから、
そこは明らかな誇大表現だと思いました。
(個人的には、某芸能人のネタが使いたかっただけだと思いますが・・・笑)
2.ライバルとの競合激化における危険性
次にこれなんですが、
セールスレターを見る限り、
せどり・転売における最大の壁をクリア出来ていないと感じました。
せどり・転売においては、
「安く仕入れて、高く売る」
この非常にシンプルな原則故に、
ライバルとの競合激化が最大の課題になるんです。
いかに安く仕入れるかという部分に対して多くのライバル達が躍起になるため、
必然的に商品の価格相場が高くなってしまう事は避けられないからです。
つまり、せどり・転売においては、
ライバルとの競合がシビアになってくるという事です。
ですので、せどり・転売の情報商材を購入する際は、
ライバルとの競合問題が解決されているかという部分を見ていく必要があるのですが、
この『だって世界にお客は何人いると思っているの? 「75億♡」』においては、
上記の赤線で示した箇所、
・現在売れている人気の商品を仕入れる方法
・仕入れに最適なオイシイ商品の情報
これらを教材内で解説しているとの事ですが、
はっきり言って、この時点でこの教材の価値はゼロですね。
少し考えてみれば分かります。
実際に、この商品を多くのライバル達が購入して、
そのノウハウを一斉に実践したらどうなると思いますか?
確実にライバルとの競合が激化してしまうために、
仕入れ商品の価格相場がつり上がってしまい、
・現在売れている人気の商品を仕入れる方法
・仕入れに最適なオイシイ商品の情報
こんなもので仕入れた商品は、
すぐにガラクタ同然の価値に成り下がってしまうはずです。
ですので、この教材で解説されているノウハウは、
ある意味、自殺行為と言えるわけです。
3.ebay輸出(無在庫販売)のデメリットに言及されていない
最後に、この理由についてですが、
『だって世界にお客は何人いると思っているの? 「75億♡」』は、
ebay輸出(無在庫販売)
これを軸とした商品になるわけですが、
この無在庫転売という手法のリスクについて全く言及されていないんです。
そもそも、無在庫転売というものは、
海外から注文が入った後に仕入れていくという手法であるため、
一見は、仕入れの際に金銭的リスクがないとはされているものの、
実は、そこには以下3つのリスクが隠れているんです。
・注文が入った商品が仕入れられないリスク
・注文が入った商品が安く仕入れられないリスク
・注文が入った商品の状態が分からないリスク
仕入れが注文の後になる無在庫転売には、
どうしてもこういったリスクが生じてしまいます。
何故なら、日本における現在のアマゾンやヤフオクの利用者数は
今も増加の一途を辿っているため、(利用者数はeBayと同等の1.5億人)
いざ注文が入った商品を仕入れようとなった時に、
仕入れ商品の在庫がなくなっている可能性や、
仕入れ商品の価格が高くなっている可能性が十分に考えられるからです。
また、うまく上記2つの条件をクリアしたとしても、
仕入れ商品の状態が注文時で提示された状態と同じとは限りません。
もし、海外からの注文時で良品という状態に設定したとしても、
実際に仕入れたら酷く粗悪な状態だったなんて事も十分に有り得るからです。
ですので、eBayなどの無在庫転売においては、
上記3つのリスクが存在すると言えるため、
そういった部分をいかに解決できるかが、
無在庫転売の教材価値が問われる所になるわけです。
ただ、『だって世界にお客は何人いると思っているの? 「75億♡」』では、
「eBay輸出は仕入れが後だから安心できる!」
「eBay輸出は仕入れが後だから強気の値段で売れる!」
「eBay輸出は仕入れが後だから金銭的リスクなし!」
などと一方的にほざいてるだけなので、
・注文が入った商品が仕入れられないリスク
・注文が入った商品が安く仕入れられないリスク
・注文が入った商品の状態が分からないリスク
これら3つのリスクが解決(言及)されていないため、
これは明らかに楽観的すぎる謳い文句としか捉えられませんでした。
以上、主に以下3つの理由、
1.明らかな誇大表現
2.ライバルとの競合激化における危険性
3.ebay輸出(無在庫販売)のデメリットに言及されていない
これらの事が言えますので、
冒頭に示した通り、この商品に19,800円もの金額を支払う価値はゼロですね。
強いて、せどり・転売の教材を選ぶなら、
ライバルとの競合激化を解決した、
(というか、競合が激しくなればなるほど稼げる)
こちらをお勧めしますし、
無在庫転売のリスクを解決にした手法なら、
(しかも、先立つ仕入れ金額は実質ゼロ)
こちらの商品をお勧めしておきます。
少なくとも、両者共に今回の商品よりかは
数段クオリティの高いものであるはずですので。
以上、参考になれば幸いです。
岡田