岡田です。
今回は『Lite-Bright-Writing』という教材についての評価レビューになります。
(文章を用いたネットビジネスで稼いでいきたいのであれば
割と今回の内容は、文章スキル上達に直結する内容になっているはずです。)
Lite-Bright-Writing
販売URL:http://www.ts-network.jp/lbw/
販売者名:松本祐樹
メールアドレス:total.synapse.network@gmail.com
微妙?Lite-Bright-Writing(千堂樹)評価レビュー
この『Lite-Bright-Writing』という教材の内容としては、
読み手から然るべき反応を文章一本で得ていくためのスキル、
すなわち「コピーライティング」についての教材です。
ですので、まずはその具体的な内容やノウハウの前に
『Lite-Bright-Writing』のセールスレターについて言及していきます。
そもそもこの『Lite-Bright-Writing』の著者さんは
自分がコピーライターである事を公言してますし、
何より、コピーライティングについて指南、解説してる教材なのに
その実力がモロに出る肝心のセールスレターの完成度が低ければ
コピーライターとしての信憑性や教材自体のクオリティもお察しですから。
要は、こういったライティング系の教材においては
そのセールスレター1つで大体のクオリティが分かってしまうという事ですね。
『Lite-Bright-Writing』セールスレター批評
それでは早速、『Lite-Bright-Writing』における
セールスレター部分の批評に入っていきますが、
まずは、最も多くの人が目にするため最重要と言っても過言ではない、
ページをパッと開いた瞬間に出てくるヘッドコピー部分。
『Lite-Bright-Writing』のヘッドコピーは以下のようになっています。
このヘッドコピーの一文、正直どう思います?
率直に言って、このヘッドコピーでは、
まず多くの人を訴求できるコピーではないと思いますので、
もうこの時点でフラットな見込み客であれば、その多くを取り逃がしているはずです。
何故なら、本来のヘッドコピーにおける役割というものは
まず初訪問の読み手に対して強烈な注意やインパクトを与える事であり、
更にその上で、読み手が意欲的な興味や関心を抱けるように、
何か役に立つかもしれないと読み手に利得を感じさせるメリット、
そして、そのメリットによって未来はこうなれるというベネフィット、
これらの要素をヘッドコピーに加えていかなければならないからです。
要するに、『Lite-Bright-Writing』のヘッドコピーの一文
「あなたにも美しく豊かに生きてほしい。」
この一文だけでは先ほど説明したヘッドコピーに必須の要素
・読み手を衝動的に引きつける注意や強烈的なインパクト
・読み手が意欲的な興味や関心を抱けるメリット、ベネフィット
この2つの要素が『Lite-Bright-Writing』のヘッドコピーでは
明らかに不足している事が見て取れてしまうため、
この時点でかなりの反応を落としてしまっている可能性が非常に高いという事です。
少なくとも、もう少し直接的なメリットやベネフィットが感じられるような
魅力的な文言を盛り込んでおけば、もっと良いヘッドコピーになったのに・・・
といった勿体ない印象を受けました。
そして、次はヘッドコピーに続くボディコピー部分。
言ってしまえば、ボディコピーというものは
そのセールスレターの本題部分の文章に当たる箇所を指しますが、
『Lite-Bright-Writing』のボディコピーでは
以下のような文章から始まっています。
クロード・モネという画家をご存知でしょうか。
睡蓮の絵が大変有名な、フランスの画家です。
モネは、生涯「光」を見つめ続けました。
(中略)
彼もまた、モネのように当時の人々から高い評価を得ていた画家です。
ダリは自らを天才と称して憚らず、その資産は日本円にして11億を上回ったと言われています。
モネとダリ、あなたはどちらに魅力を感じますか?
(中略)
初めまして。
千堂樹と申します・・・
こういった序盤段階のボディコピーを皮切りに、
コピーライティングの重要性や自己啓発的な内容、
『Lite-Bright-Writing』の詳細解説について述べられていますが、
少なくともこのボディコピーの切り口は
ヘッドコピーとの関連性があまりにも薄すぎるため
決して適切なボディコピーとは言えません。
原則的に、序盤のボディコピーでは効率的に読み手から反応を獲得していくために、
ヘッドコピーで興味や関心を惹きつけた部分を重点的に掘り下げていくべきだからです。
まぁ先ほども言及した通り、
『Lite-Bright-Writing』のヘッドコピー自体があまり適切でないので、
その後に続くボディコピーも自ずとダメなものになってしまう可能性は高いですが、
そうだとしても、やはり序盤段階のボディコピーでは
ヘッドコピーの内容を掘り下げていく構成、
具体的には、
「あなたにも美しく豊かに生きてほしい。」
このヘッドコピーを掘り下げていく切り口こそが
序盤のボディコピーとしては最もふさわしいという事です。
少なくとも、『Lite-Bright-Writing』のヘッドコピーを目にした読み手は
・「美しく豊かに生きてほしい」とはどういう事か?
・「美しく豊かに生きてほしい」と思っているのは何故か?
・「美しく豊かに生きる」ためには、どんな方法があるのか?
こういった疑問を読み手は抱く可能性が高いと思いますので
ボディコピーではこういった疑問を払拭する文章を書いていくべきだと感じました。
チリも積もれば反応落とす?
また、これ以外にも『Lite-Bright-Writing』のセールスレターには
コピーライターらしからぬ構成や切り口で書かれている部分が多々見受けられたのですが、
その中で特に気になった部分としては、
「ワンパーソンの法則」が完全に実践されていない点ですね。
「ワンパーソンの法則」とは
目の前にいる一人の人間に向けて文章を書きましょう
といったテクニックに当たるものですが、
全体的に『Lite-Bright-Writing』のセールスレターの文章では
この「ワンパーソンの法則」がかなりの頻度で疎かにされているんです。
しっかりと注意深く読んでみれば分かると思いますが
結構高い頻度で「〜でしょう」という言葉が乱用されている事が分かると思います。
(暇だったら「〜でしょう」の語尾で終わってる文章を数えてみて下さい 笑)
ここで少し考えてみて欲しいのですが、
あなたが実際に家族や友達の悩みに対してアドバイスする時、
「こうした方が良いでしょう!」みたいな言い方しますか?
おそらく、そういった他人行儀な言い方はしないはずです。
この『Lite-Bright-Writing』の著者さんは
「あなた」などの言葉を多用しさえすれば
それで良いと思っているのかもしれませんが、
あくまで「ワンパーソンの法則」は、
目の前にいる一人の人間に向けた文章を書いていくものですので、
その場面にそぐわないような言葉を使わない事は徹底すべきです。
「皆さん」「〜でしょう」といった他人行儀な言葉が次々と並んでいれば
確実に読み手からの反応を大きく落としていくのは必至ですので。
『Lite-Bright-Writing』の内容やノウハウは?
挙げていけばキリがないので、
セールスレターの批評はこの辺にしておくとして、
ここから『Lite-Bright-Writing』そのものの内容に迫っていきます。
まず率直に言って、
この『Lite-Bright-Writing』についての個人的な感想ですが、
2980円という価格を考慮すれば、
教材自体のクオリティは素直に好印象でした。
『Lite-Bright-Writing』の詳細としては
アフィリエイトでの商品成約を目的とした文章技術、
コピーライティングのノウハウを解説するために
・本編マニュアル325P
・計40Pの6つの付録
・「Hi-Liner」という執筆ツールの体験版
『Lite-Bright-Writing』では主にこれらのマニュアルによって
アフィリエイト向けのコピーライティングを指南しています。
また、個人的には
・全てのノウハウが文章形式で体系化されている点
・高額なバックエンド商品は用意していない点
・セールスレターの終盤で3つの付録を画像付きで紹介している点
これら3つも『Lite-Bright-Writing』の評価できる点ですね。
これで2980円という(情報商材業界では) 破格の値段ですから
もし少しでも気になられたのであれば、
一度手に取ってみても別に良いのではないでしょうか。
まぁこの内容で29800円とかだったら
まず間違いなくお勧めはしませんが、
価格と内容の釣り合い的には割と妥当だと言える良心的な教材でしたので
セールスレターと同じようには批判できませんでした 笑
ただ私自身、もう既に『Lite-Bright-Writing』と同様の価格帯で
これ以上の圧倒的なクオリティを誇る教材を知っていますので
大々的にアフィリリンクを貼るような真似はしませんけどね。
それこそ、この教材はその10倍の価格でも大いに価値はあると思いますので
出来ればそのセールスレターだけでも一度見てみて下さい。
確実に『Lite-Bright-Writing』よりも
その完成度は圧倒的かと思いますので。
以上、『Lite-Bright-Writing』という教材についての評価レビューでした。
何か参考になれば幸いです。
岡田